『頑張らない。』 ~不妊・病との向きあい方~(1) [不妊・妊活]
こんにちは(*・∀・)/
先日の台風により、未だ傷跡が癒えない地域がありますがみなさんのところは大丈夫ですか?
今日は
とくに「不妊治療をやっている方。」「逆子ちゃんを戻したい方。」
「なかなか治らない病・症状を治したい。」という方にはとても大切なお話(・∀・)
話のキーワードとなるのは
『頑張らない。』
『頑張る。』
多くの人が特に気にすることなく使っている、
一種の励ましの言葉ですね
*がんばる【頑張る】
- 困難にめげないで我慢してやり抜く。
- 自分の考え・意志をどこまでも通そうとする。我(が)を張る。
- ある場所を占めて動かないでいる。
【引用:goo辞書】
1つずつの字からその言葉の意味について見ていくと。。。
『頑』=「頁」+「元」
「頁」はあたま。「元」は圜(けん)に通じ、ぐるぐるめぐる。
『頑』の1文字で、1つのことだけが、あたまの中をめぐってこだわってしまう。「かたくな」という意味になるんです
『張る』=「弓」+「長」
分解したそのままの通り、弓の弦を長くピンと「はる」という意味ですね。
ピンと張ったままというのは
「余裕、遊びが無い状態。」
ピンと張っているからこそ、力の伝わりはいいかもしれないけど
余裕、遊びがないものというのは、力をうまく逃がすことが出来ず、
負担が大きく、徐々に歪みが起こり自身にダメージを蓄積していってしまいます。
そして、
最終的にそのダメージをうまく逃がしてあげられないために、内からもろく崩壊が起こってしまいます
力をうまく逃がさず、調和・バランスを取らないことの何が悪いのか
分かり易い例で
特に「心の健康」という観点でみてみましょう
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非常に真面目で、仕事や行動などもきっちりとしていて細かい性格の方。
それにプラスして
物事にこだわりが強く、周りの人からは融通が効かないと思われているような方。
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こういう、誰が見てもしっかりした方というのは
最初にお話しした、
弦がピンと張ったままで、「余裕、遊びが無い状態。」
自分でそうしたい訳ではないのに、
知らず知らずのうちに、自身の「心」に徐々にストレスという形でダメージが蓄積し歪みとなり
そして、
最終的にそのストレス・ダメージをうまく逃がしてあげられないために、
体の内側、「心」が耐えられなくなり崩壊してしまう。
心の崩壊の先に待っているのは「うつ病」など
その歪んでしまった心を助けるため、ストレスを逃がすために「心の病」が起こってしまいます。
「うつ病」も、昨今は随分と有名になったために
その「心の病」への対応・治療というのは広く知られていると思います。
『頑張らない。』
何で?
頑張ることで、心の調和が崩れたうえに、余裕が無いと
それは、解消されずに次第にストレスという形で心身に蓄積してしまう。
ストレスがどれだけ、心だけじゃなく体へも変調・異常を来たすかは
わざわざ言わずと皆さんご存じだと思います。
体の骨格が乱れていても、心の調和が乱れていても
全身、心身の調和・バランスがとれていないものというのは
全てストレスとなり負担となりうるんですね。
『頑張る』という言葉は、
1つのことにこだわり、それに向かって強く力(労力など)を使う。
という意味合いもあります。
しかし・・・
角度を変えてその言葉を見てみると
1つのものに対しての力はあるが、
1つのことへの意識が強いがために、力を逃がすことが出来ず耐久力は低く壊れやすい・、
そして、周りには目がいかず調和・バランスがとれていない状態だと言えます。
さて
これを
『赤ちゃんがなかなか出来ない。』
『逆子が全然戻らない。』
『病気が治らない。』
『長く悩まされている症状。』など
トラブルを抱えた「体」や「心」の時、
その悩みを解消しようと、どういった心持ちになるでしょう?
『体の悩み』という1つのことに強くこだわってしまうがために
どうにか頑張って、『健康になりたい。』『病気を治したい。』と
悩みが早く解消しないものかと思う方がほとんどではないでしょうか
そこで、
今まで述べてきた「頑張らない。」ということを照らし合わせると。。。
治したいという思いとは裏腹に「体」はもとい「心」の調和・バランスも崩し、
本来ならば、もっと早く治る可能性があったものでも、
心身ともに「良好」とは言いづらい状態を長引かせてしまったがために
悩みが解消しなかった、治癒が遅れてしまった方を多々見受けられます。
ですから、
ついつい、励ますためにポジティブ的な気持ちで『頑張れ!』と話をし
言ってもらった相手としても、それほど「頑張る!」という言葉を意識していなくとも
その言葉が言われたことによって、
少なからず心・気持ちの変化というのはあるはずです。
その小さな、他愛も無い変化を
他人から言われる以外にも、自分への暗示のように、常に言い聞かせていたとしたら
その変化というのは、十分全身の調和・バランスを崩すことができます。
ここで大事なこと
勘違いしてはいけないのが
「頑張ってはいけない。」からと言って、
「治す気持ち」「悩みを解消したい気持ち」を持たないという訳ではありません
「頑張る。」というネガティブな気持ちではなく、
「治したい。」ポジティブな気持ち・意思を持つことは
病・悩みという「負」「陰的」(⇒陰・陽の考え方についてはこちら)
「ネガティブ」なものと対抗するめに、とても大切になってきます
普段何気なく使っている
『頑張る。』
という言葉が、時によっては心身のバランスを取り
体を健康に保つ上であまり宜しくないことがあるというのが
少しは理解していただけたでしょうか?
そして
今日、散々言ってきた調和・バランスを取ることによる病を治すという健康感に
大きな関係があるのが、
【古典的な東洋医学】【経絡治療】なんですね
とりあえず
今日は簡単に、何故「頑張る。」というのがあまり宜しくないのか?
ということを、今回はざっくりお話したので
次回は、
全身の調和・バランスと、東洋医学・経絡治療との関連性の強さについて
お話出来たらと思います。(・∀・)
うまく話がまとめられず、長くなってしまいすいません。(汗)
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