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お母さんって強いですね。 [雑感]

こんにちは。

初対面の人にはまず確実に名前が読まれない結心はり灸院の強谷(すねや)です。

お盆が終わり浦和に戻って参りました。

いやー浦和学院勝ちましたねー[ぴかぴか(新しい)]
点差があっても安心して見ていられませんでしたが、ここ最近の埼玉勢はなかなか甲子園で勝てていないのでとても嬉しく思います。

次の試合、天理高校戦も頑張れっ!

 

浦和に戻ってきてさっそく、自分の読書用と治療院に置く用の本を探しに近くの本屋へ。

いろいろ物色したのですが、なかなかこれだっ!

と、直感的に購入に至るものは無く目的を果たすことはできませんでしたが、気になる本が1冊ありました。

 

『おおかみこどもの雨と雪』

 

自分の好きな映画監督である、『時をかける少女』、『サマーウォーズ』を生み出した、細田守監督作品『おおかみこどもの雨と雪』の小説版です。

好きな監督作品ということで、もちろん映画も先日観てきました。

なのでまだ内容も覚えているのですが、ついつい立ち読みしてしまいました(;^ω^)

ネタバレしないように注意しなくてはいけませんが、観た感想としてはとてもキラキラ[ぴかぴか(新しい)]した作品という印象が強かったです。

簡単にストーリーに触れると、

1人の女性、主人公:花が、恋に落ち、結婚、出産、子育てを通じて成長する姿、その子供たちが、誕生から自分の生きる道を見つけて自立する13年間の過程を描いたというストーリー。

作品ではおおかみおとことの恋・そしてその子どもたちの成長というメルヘンな世界観な物語ですが、その中で描かれた「育児の苦悩」、「子どもたちは自分が守らなくてはいけないという母の逞しさ」

そして「子どもたちの成長を不安になりながらも見守る母の姿」

親となり、子どもと関わり合いをリアルに感情描写し、妊娠・出産という大変なを経験し母親としての逞しい姿は、とても考えさせられ、胸を打たれました。

 

しかし現実問題、妊産期というのは身体的な苦悩の他にも、マタニティーブルー、育児ノイローゼ、産後鬱という言葉があるように精神的な悩みというのは大きな問題です。

マタニティーブルーは、出産により今まで盛んに分泌されていた女性ホルモンが急激に低下したことで体のホルモン状態が大きく変わり、それが自律神経系に影響し、感情の変化・精神不安定を起こします。

しかし心への負担はこれだけではありません。

慣れていない育児による疲れ、睡眠不足、
社会環境の変化によって祖父や祖母、ご近所さんなどの関わりが減少したことにより、お母さんひとりで育児にとり組まなければならないという育児負担の増加による不安・孤独感
育児に対する旦那さんとのトラブルetc...

お母さんの取り巻く精神環境というのは必ずしも良いとは言えません。

そもそも男性視点ということで、この物語のような母親の「辛さ」、「苦悩」、「不安」というのを全て理解することは不可能ですが

妊婦さんや、子どもの治療の際など、様々な女性の・お母さんの悩みを聞く立場にあるので、

自分は日頃の治療で、少しでも苦悩や辛さを支えられているのだろうかと考えさせられました。

身体的な悩みの改善というのはもちろんですが、治療の中での『心』という精神的なケア…

鍼灸師として、一治療家として力の見せどころですね!

勉強としてまた「おおかみこども」見に行っちゃおうかなー(笑)


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