『平穏死』。「死に向けた質」について考えことありますか? [健康・病]
こんにちは(*・∀・)/
先日の日曜日。
いつも鍼の技術を磨いている勉強会にてこんな講演がありました
『平穏死について。』
兵庫・尼崎市の
「長尾クリニック」というところで院長なさっている
長尾 和宏先生という先生の講演がありました。
患者さんとの対話や、多くの講演を通じて
『平穏死』という
「死」との向き合い方について世界的に普及活動を行っている
長尾 和宏先生に
『平穏死について』
お話していただきました
私たち鍼灸師は
「はり」と「お灸」を通じて、多くのお年寄りの方達と関わります。
しっかりと自分の足で治療院までいらっしゃる方も大勢いらっしゃいますが
移動が大変なために
『往診』という形で治療を受けられる方も大勢いらっしゃいます。
その中で
「ガン」や「老衰」によって生涯を終える直前までサポートする先生もいらっしゃいます。
そんな人生の最終段階において
1976年、昭和51年までは
在宅にて生涯を終える方が大方そうですが
現在では
様々な医療・介護の関係者が関係し、
約9割の方が最後を病院や施設で迎えるそうです。
つまり
在宅での看取るは1割しかないんだそうです
『生活の質』
QOL:Quality of life(クオリティ・オブ・ライフ)
という言葉がありますが
QOD:Quality of death(クオリティ・オブ・デス)
『死の質』
「生を満足して終えることが出来たか。」
『余計な延命治療をしないで、
「いつも通り。」
自然に、枯れていくように安らかに亡くなる。』
という
死に向かっていく過程を、いかに穏やかに過ごすか。
そんな、
タブーとされることが多いネガティブイメージである
『死』の迎え方。について、ネガティブばかりでは無いんだと
熱くお話してくださいました。
日頃鍼灸を通じて
皆さんの健康獲得のお手伝いさせて頂いていますが
今
この歳でそういうことを考えるのは早すぎるかもしれませんが
私、個人としても
『ピンピンコロリ』
病気で苦しむこともなく、誰かに介護をされることもなく
ピンピン生きて、コロリと死ねたらと思いますが。
もしそれが難しいとしたら
最期の時まで、心の赴くまま生活をし
運命を受け入れ、穏やかに生涯を終える
『平穏死』が選択できれば幸せではないかと思いました。
医療人として。
経絡治療家として。鍼灸家として。
それ以前に
1人の人間として、とても考えさせられる講演を聞く事ができました
(引用文献)
「病院でも家でも 満足して大往生する 101のコツ」
著 長尾 和宏
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