薬の副作用どこまで認知?~2013年最後の東洋はり渋谷支部会~ [研修会]
こんにちは(*・∀・)/
2013年も12月「師走」に入り、
寒さも厳しくなってきましたが皆さんいかがお過ごしですか?
こう寒さが厳しくなってくると、いままで健康だった方も
寒さに、暮れの疲労等が重なったりすると、様々な神経痛もはもちろん
寒さによる気血の巡りが滞りやすくなることによって、
様々な全身トラブルが出現する可能性が多いにあります
寒さによるトラブルというのは、
トラブル解消に時間がかかり易いものが多いですので
症状が大変になる前にイチ早くいらしてくださいね(^^)/
--------------------------------
昨日は
私が所属している経絡治療の勉強会
『東洋はり医学会 渋谷支部』の今年最後の勉強会でした
今回は
くるみ堂 長岡はり灸院の長岡 寛樹理事にお越し頂いての勉強会となりました
午前中の講義前半は
薬剤師の資格を持つ先生により、
『気付かないでいる薬の副作用の多さ。』
『その副作用と思われる症状を抱える患者さんに対して、鍼灸家としてどう対処する必要があるか。』について
講義後半は
長岡先生より、経絡治療を行う者の苦難、その治療により得られる喜び等
経絡治療初心者から上級者まで、経験の幅に問わずの講義。
という、非常に内容の濃い講義をして頂きました(・∀・)/
治療院で患者さんを診ていても
薬の種類・数に問わず、本当は良かれと思って処方されている薬によって
症状が出ているケースは非常に多くあります(;´・ω・)
例えば
高血圧の薬により、思ってもいなかった「うつ様症状」「男性不妊(ED)」が出現したり
頭痛や痛み止めに使っている解熱鎮痛剤による「胃の症状を中心として消化器トラブル」。
不妊治療目的に使用されている女性ホルモンのお薬によって
かえって全身状態が悪くなり、ホルモン分泌が乱れているのではないか…
というケースですね
この他にも、よくよくお話を聞きながら全身状態を診てみると
「おやおや…なんだか怪しいな~」
ということが多いのですが、
ほとんどのケースでお薬を使用しているご本人は気付いていなかったり(;^ω^)
でも、薬が全部悪いという訳ではないんですよ
とても即効性があり、効果が良く、非常に重宝した優秀なものなのですが
万能ではない、使い方の難しいものだということを
処方する側、使う側ともに理解しておく必要ではないのでしょうか?(汗)
で
そのお薬を使用している体に対して、
何が良くて、何が悪いのか見極めながら治療していくのか…
これが容易じゃないですね~笑
午後の実技ともに
今年最後の勉強会も、とても学びの多い1日となりました(;´▽`)
そして、今日も我らのレノ君はぬくぬくおやすみ(*´∀`)
コメント 0