お母さん!『手足口病』に要注意ですよー [健康・病]
先日、高校時代の同級生のお子さんが、『手足口病』に罹ったという話を耳にしました。
時を同じくして
東京都では、今月の14日までの1週間に、
1つの医療機関で『手足口病』を受診した数が、10.97人と過去10年で最も多くなっているそうです
大流行をした平成23年を超えるペースだそうです…(・ω・;)
『手足口病』って何?
丁度今の時期、「夏~秋」にかけて流行する「手足口病」。
主に、6歳以下の乳幼児が発症しやすく、そのうちの2/3が2歳以下。
特に、1歳時期のお子さんが最も発症しやすい病気です。
【症状】
約30%の人に発熱がみられ、
その後、口の中に口内炎のような潰瘍、びらん、水泡疹が出現します。
遅れてから、
手のひらと足底を中心に、手・足に粟粒大の小水泡が出てきます。
【脱水に注意】
手足口病の原因としては、エンテロウイルス、
コクサッキーウイルスというウイルスが原因となるのですが
特別、お医者さんで何か治療をするということは無く、
1週間ほどで自然に消失します
しかし…
口の中に発疹や口内炎ができますので、
痛みで食事や水分を取れなくなる子どもが結構います(・ω・;)
特に今年は、
梅雨明けから猛烈に暑い日が続いているので、
脱水症状になって症状が悪化するケースもあります
【感染を広げない方法】
手足口病は、咳やくしゃみ、つばなどの飛沫や便にいたウイルスがついた手を介して広がります。
発疹が治まったあとも
3週間から1ヶ月程は、便中にまだウイルスがいます。
ですから、
手洗い・うがいをしっかり行うことはもちろん大切ですが、
オムツの取り扱いには十分な注意が必要になってきます。
また、子どもがよく遊んでいるおもちゃにウイルスが付着して、
幼稚園や保育園など遊んでいる中で感染を起こしますので、
消毒をするなど注意や対策をするとリスクが減らせますね。
ちょいと補足話…
手足口病に似た病気で、『ヘルパンギーナ』というものがあります。
手足口病の様に、手足には水泡は出ませんが
39℃以上の発熱を起こし、手足口病よりも口の奥の方に水泡・口内炎が出来ます。
手足口病同様に、「脱水」に注意する必要がありますが
高熱も出ますので、まずお医者さんを受診する方がいいですね(^^)
最後に大切な注意点
「頭痛」、「嘔吐」、「意識がはっきりしない」、「ケイレン」がある場合は
髄膜炎や脳炎、熱性ケイレンなどを合併している可能性もありますので、至急お医者さんに見てもらう必要があります。
手足口病を発症してから、鍼灸院を訪れるということは
ほぼ無いとは思いますが(;^ω^)
「手足口病に罹り辛くなるように。」「なっても症状が重くならないように。」「早く良くなるように。」
前もって、小児はりで免疫力を高めておくのも手段なのかなと思います(^^)/
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