有明で鍼以外のお勉強。 [健康・病]
こんにちは(*・▽・)/
8月に入っても暑いですね~
老若男女。
この暑さによる夏バテで、
体を健康に保つ働き
(ホメオスタシス(恒常性):「免疫」、「自律神経」「体温調節」等)が崩れている方が目立ちます。
それはつまり
体を健康に保つ働き(ホメオスタシス(恒常性):「免疫」、「自律神経」「体温調節」等)を整える、鍼灸が活躍する季節。
ただ、体を健康に保つ働きを整えるお手伝いは出来ますが
その為には「ご自身の行動・努力」が必要なことを忘れないで下さい(;・∀・)
これまでの日曜日は、多い時で8週連続で鍼の勉強会という時があるくらい
ひたすら所属している鍼の勉強会で技術研修をしていました。
ですが昨日の日曜日は
ここ有明・東京ビックサイトで「癒しフェア」という名のフェアに行ってお勉強してきました
この催し。
大変大雑把に言えば、占いやパワーストーン、ヨガ、その他
美や癒しに関連したブース。諸々スピリチュアル系ブースが多い催し。
写真にあるように
有名な姉妹さん、クロスフィットトレーナーさん、ご家族皆さん著名な書道家さんなども講演やパフォーマンスをやっていました。
そして鍼灸師の私が埼玉の山の中から、東京湾の淵まで来て聞きたかったのは
バリバリの外科医(救急医・麻酔科医)でありながら
伝統医学や精神科領域にまで理解が広い
東京・四ツ谷にあるナチュラルアートクリニックの院長 御川 安仁先生の講演。
講演のタイトルは
「人はなぜ病気になるのか? 思考、感情と病気の関連 最新のがん予防法」
東洋医学の理論と技術で
私が日頃臨床の場で向き合っている患者さんの問題と大変重なります
講演を聞いて、
現代医学(近代科学、西洋医学)によって、少しずつ東洋医学の「気」や「血」等といった概念の一端が説明できるようになってきているのを感じましたが
印象に残る内容の一部として
バリバリ外科を行う先生が、
「病院は病気を治すところではない。病気をコントロールするところだ。」
とお話されていたのは印象深いシーンの1つ。
病院、先生の処置により病を取り除く場合もありますが
最終的に、病と向き合い病を治し、健康な心身を獲得しているのは、
病院でも、医師でも、鍼灸師でもなく「患者さんご自身」なんですよね。
そもそも鍼灸は、
患者さんの体を健康に保つ働き(ホメオスタシス(恒常性):「免疫」、「自律神経」「体温調節」等)を整え、心身が病と闘えるように、打ち勝てるようにお手伝いしているわけですが。
様々な外科的な処置等を行うドクターからもその様なお話があったことは少しびっくりしています。
それこそ
日々医療が進歩しつつも
人の体が産まれ持っている、心身を健康に保とうとする働きの偉大さと比べたら
人が行えることはたかがしれます。
理解、解明されていないことだらけであり
人は人であって神様ではありませんからね。
医療というのは人の助け、救いますが
あくまでも主となるのは「患者さんご自身」であり、
その患者さんのもつ力(治癒力や生命力等)に対して、支え、回復する手伝いとコントロールをする立場。
改めて
鍼灸師として、心と体の働きを崩し、前に進む1歩がなかなか踏み出せない方をいかに支え導くか、考えさせられる講演でした。
講演終了後、名刺交換しつつ少しお話させて頂きましたが、まだまだ他にも聞いてみたいです(^^)
もうお1人楽しみにしていた先生の講演がありましたが
そのお話や私の感想についてはまた後日。
最後は、会場から少し移動してアサイーボウルを食べた写真で失礼します。
後ろに座っていたお客さんと同じ物のはずなのに、
何故か量が少なく、全然シャーベット状になっておらず残念だったのはここだけの話。