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起立性調節障害「朝起きられない」への理解 [治療院]

こんにちは(*・▽・)/


前回、子供と肩こりについて記事を書きましたが


今日は「起立性調節障害」について少し触れてみたいと思います。



「起立性調節障害」


その病名を聞いても、初めて聞いたと思う方も多いかもしれません。


ですが、私が子供の頃。数年前に比べると随分知られるようになったのではないかと思います。



その特徴は


子供につけられる病名ということ。


そして、症状の特徴としては「朝が起きられない。」「なんだか調子が悪くて学校にいけない。」


少し前までの親御さんの認識としては、


「ただうちの子供が学校をサボりたいから言っているんだ。」そう思っていた方も大変多いかと思います。



体調不良の原因としては


心と体の急激な成長にバランスを崩し、様々な全身症状を現れます。


恐らくここ数年かと思われますが、


お医者さんからも起立性調節障害という診断が出て、漢方など薬の処方をしてもらえるようになりました。



鍼灸はどうかというと


元々鍼灸は全身の働きを整え、成長や働きを促すものですから、


うちのように子供を診ている鍼灸院さんはどこも増えているのではないかと思います。



私も中学生と高校生の頃に経験があり


あちこち病院に行くもまったく原因のわからず


「頭痛」「めまい」「倦怠感」「腹痛」


そして「朝起きられない」という状態になり大変苦労しました。


その当時、


体調がよくないのに、なかなか親を含め周囲に信じてもらえず、


自分自身がよくわからなくなったのを覚えています。



起立性調節障害は、


心と体の成長とともに心身のバランスが落ち着き、徐々にその症状が落ち着いていくものであり


焦ってすぐ良くなるものではなく、非常に根気強さが必要です。



そんな子供たちのお話、親御さんのお話を聞いていて


自分の時と比べて嬉しく思うのは


親御さんにも徐々に理解が広がり、


学校など教育現場においても、大変な思いをし1日1日過ごしている子の、勉強や生活のケアを考え、柔軟に対応してくださっている場所が増えていることです。



起立性調節障害の経験者として、


東洋医学、鍼灸の力で、私も出来る限りのサポート、協力をしてあげたいです。


 

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子どもの肩こり。 [子どもの治療]

こんにちは(*・▽・)/



ダメですね。


忙しさにかまけてまたブログが滞ってしまいました(^^;)



鍼とお灸を専門としている鍼灸師。


その中でも、東洋医学の英知を駆使する(何千年の経験医学と理論を駆使する)鍼灸家は


「どの時期」に、「どの様な体質の方が」、「どの様な体の不調」が起こるのか知っています。



それらを知っているから、


鍼を受けにいらしていただいた際に、生活をする上での注意点、養生のポイントをお話できる訳です[ひらめき]



連休明け、特にGW明けというのは


胃腸の働きを崩し、腰を痛め、睡眠のバランスを崩し、動く気力・気分が落ち込む。


胃腸の働きを崩し、頭痛やめまいを起こし、睡眠がしっかりとることが出来ず、動く気力・気分が落ち込む。


動けなくなるまでにはいかずとも、


このブログを偶然にも読まれた方の中にも、当てはまる方がいらっしゃるかと思います。



そして


そんな体調不良は大人だけではなく


子供にも様々な不調が現れます。



特にこの時期目立つのは


「頭痛」「気持ち悪い」「お腹具合が悪い」


といった、起立性調節障害と診断が出そうな症状。


そして


「肩こり」



肩こり単体で出ている子もいれば、肩こりと頭痛などを合わせて訴える子。


起立性調節障害の1つとして症状が出ている場合もあります。



子供で肩こり?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、


こんな田舎でも結構多いんですよ[exclamation]


勉強のし過ぎ、スマホなどゲームのし過ぎ。


といった目の使い過ぎでなっている子もいますが


急激な心身の成長段階に対して


様々なストレスが原因となり不調を訴える子の方が多いのではないかと私は思います。



子供の社会って、大人が思っている以上に複雑。


ましてや、大人と違って様々なことをどんどん吸収する力と多感さを持っていますので


家庭や学校など周囲の状況によって、良い影響も悪い影響も簡単に受けてしまいます。


そして、


大人ほどストレスを抱える心の器と、ストレスを処理する能力が高くない子供の体は


様々な形で悲鳴をあげます。



そんな子供たちの心身の不調が改善していく姿をみると


鍼灸師として子供を施術していて良かったな、と思います。

 

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