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花粉症 -鍼灸で春の備え- [健康・病]

こんにちは(*・▽・)/


うちでは昨年12月の終わりから花粉症を訴える方がいらっしゃいましたが


1月の第2週くらいからその数が増えてきました。


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超重度の方が昨年から。


薬を飲んでも軽減しにくい重度の方が1月の第2週から。


薬を飲んでコントロールしなくてはいけない中程度の方が建国記念日くらいから。


その様な構図でしょうか。


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以前から当所にかかっている方はご存知かと思いますが


「花粉症の備え」、「春の備え」は随分前から始まっております。


花粉症自体始まっていますし、


暦の上では「立春」を迎え、天気予報などでも「春の陽気」という言葉を耳にするくらいですから


今の時期は備えから「対処」に変わっている方もいらっしゃるでしょう。



私たち鍼灸師は「春の備え」として早い段階から患者さんに施術を行います。


厚手の上着を着る冬の時期から始める方もいれば


まだ夏の暑さが残る秋の時期から始める方もいます。


備えを始める時期は、その方の体質や既往(これまでの症状)などによって変わります。




花粉症状を含め、準備をしないといけない程「春」に警戒しないといけない症状は


「花粉症」


「めまい」


「頭痛」


「睡眠障害(不眠)」


「心の病」


主にこの5つ。


この5つ以外にも春に警戒する症状はありますが


これはつまり


鍼灸院では、これらの症状に悩まれている方が、


少しでも健やかに生活できるためのお手伝いをしている。


ということでもあります。



ちなみに


「治療」という表現を使わないのは、


症状ではなく、


「全身」を診ている先生では、治す以外の事もしているので(・∀・)


まあ、その話はまた今度[ひらめき]



話を本題に戻して


春の備えとして「花粉症」に対して


鍼灸で行われる施術は


全身の調整+局所の炎症を抑える


この2つの構成。



「局所の炎症を抑える」


これはイメージがしやすいかと思いますが


花粉症の炎症が起きている場所(目、鼻、喉など)に対して、


花粉症に良いと呼ばれるツボ(経穴)に鍼やお灸を行い炎症を抑えること。



鍼灸の先生から教えてもらって


ご自宅でその花粉症に良いというツボを押したり、


鍼のシールを貼ったり、お灸をしたりすることも含まれます。



花粉症状を改善させるツボはいくつもありますが


ネットや本見て


合谷(ごうこく)や曲池(きょくち)といったツボにお灸をしている方もいるでしょう。

(正しく取れていないことも多いので、出来れば鍼灸の先生に診てもらうと宜しいですね。)



対処のイメージとしては、


症状を抑えるために薬を飲むイメージに近いかと。



だけど、


「全身の調整」とは何ぞや。



これはご自宅では難しく、

鍼灸や漢方など東洋医学の先生が行う最重要な対処


これはアレルギーによる炎症を起こす体質を変えていく対処。



過剰な炎症を起こしにくい体質に変えていくことで


薬の効きを良くして、よりしっかりと花粉症上を抑えたり、


薬を飲まなくても大丈夫な程度まで症状を軽くしたりする対処。



鍼灸というものが


体の免疫力恒常性(体を常に良い状態に保つ働き)」


を整え、高めるからこそできる事[ひらめき]



花粉症に限らずアレルギーの施術というのは


全身の調整+局所の炎症を抑える


その両方が大切になってきますので


花粉症状に悩まれる方は、


全身を診て施術している鍼灸の先生にご相談頂くと宜しいかと思います。




症状が出る前、酷くなる前に動きだしましょう[exclamation×2]

タグ:養生 花粉症
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