共感!胎児との対話。 [妊娠・出産・子育て]
こんにちは(*・▽・)/
大寒を過ぎ、
今日は今日で冷たい風と、時より雪が混じって吹雪く土曜日の秩父地方です。
先週の日曜日。
とても久しぶりに、所属している鍼の学会の本部研修に行ってきました(・∀・)
子供が産まれてからは「育児、家庭最優先」でしたからね。
今回、「胎内記憶」という考えで有名な、
産婦人科医の池川明先生の講演を聞いてきました
池川先生は
赤ちゃんのお腹の中にいる時の記憶「胎内記憶」について長年調査をしていらっしゃる「胎内記憶」の第一人者の先生。
日頃、鍼灸を通して妊婦さんの体調管理、逆子直しをお手伝いしている身としては
なんて興味深いんでしょう(*‘∀‘)
実際に講演を伺ったところ
スピ的な感じもありましたが、共感できることが随分ありました
先生は日頃臨床を通して胎内記憶についての調査されているそうですが
「胎話師」さんという、
お腹のなかの赤ちゃんと直感的にコミュニケーションを取る方を通じて会話をしているとのこと
なんと摩訶不思議な。。。
(一般の方からしたら、鍼灸も摩訶不思議な医療に見えているのかもしれませんが(^^;))
なんにせよ
大変興味深かったのは、先生が「胎内記憶」の調査を通じてお話された
「妊活」「流産」「中絶」「逆子」「安産」についてのことでした。
これらの単語は
うちの様な妊活や妊婦さんを鍼療している鍼灸院としては日常的なもの。
妊活中の方も妊婦さんも多くの場合
「医師」という、現代医学という科学的に解明された医療を中心にサポートが行われます。
ですが、現代医学というべきか人の力ではどうにもならない壁や現実というものもあります。
○気持ちとしては欲しくてしょうがないのに結果がでない妊活。
○染色体の問題が原因と考えられる流産。
○望まれることなく産まれる前に命を絶ったらてしまった中絶。
○頭位にどうしてもならない逆子ちゃん。
○正常分娩が正しく、悪者にされてしまいがちな安産の定義。
どれもうちの様な鍼灸院ではあるあるな出来事です。
そんな経験をし、
心を傷めてしまった方、心のバランスを崩してしまった方、心を病んでしまった方も、鍼灸師は支えています。
私も日頃の臨床で
その辛い出来事に意味を持たせ、
皆さんが少しでも顔を上にあげ、前を向き、また歩を進めるための言葉を掛けることがあります。
そして、今回話を伺った池川先生のお話は、
そんな私の日頃の考えと共感することの連続であり、そんな辛い経験をした方を診ているからこそ納得するものばかりでした。
「赤ちゃんはどの様な形になってもお母さんが大好き。」
「お母さんの腕に抱かれることは無かったけど、この出来事がお母さんがもっと素敵になれるプレゼント、機会。」
「真に受け入れる準備が出来ているお家に子供が来てくれる。」
「逆子を無理に直されたくない子もいる。」
「逆子を強引に直されることを嫌がる子がいる。」
「お母さんの危険で、逆子になってしまう子、早く出てきてしまおうとする子がいる。」
「帝王切開によって救われる多くの命がある。」
文章にしてはきりがないほど心に響くお話がありました。
私も普段逆子ちゃんや切迫早産気味の子、出産が遅れている子に
無意識に独り言の様に話しかけながら鍼をしていることがあります。
(実際に鍼を受けれらた方は知っているかもしれません(^^;)。)
お腹の子の言葉はわからないけど、
これから産まれてくるこの子に
「お腹の中でまだ我慢できる?」
「どう?お腹で動ける?回れる?」
「回るのは嫌じゃない?苦しくない?」
そんな言葉を言いながら(心で唱えながら)鍼を当てた時に
偶然でも、胎動として反応が返ってきたときは「大丈夫だ。」と感じ
覚えている限り、切迫気味の子もなんとか踏ん張り
逆子ちゃんも回ってくれると感じています。
そして、鍼とお灸に関しても無理に直そうと思わない方がよく動いてくれます
ただ、なかなか反応してくれない
イヤイヤした感じで、胎動を通じてコミュニケーションが上手くれなかった子や
頑張って逆子ちゃんを直そうとすると難しいと感じています。
先生のお話を伺って
「逆子ちゃんでもイヤイヤして回りたくない子ってやはりいるんだな。」という思いがより強くなりました。
池川先生の講演と本を買えて良かったです。
偶然にもこのブログをご覧になって
「妊活」「流産」「中絶」「逆子」「安産」「帝王切開」
などについて悩まれたことのある方は
町の本屋さんやネットショップなどを通じて、池川先生の本を読んでみてください(*^_^*)
→「ママ、さよなら。ありがとう」(一応、Amazonのリンク貼っておきます。)
少しでもお顔を上げて、前に進む力、きっかけになれば幸いです。
※スピ的な感じが苦手な方はもしかすると抵抗感があるかもしれません。
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