今の若い人はメンタル弱い。

往診に力を入れているのもあり

戦争を経験した世代の方のお話を聞く機会が多いのですが

この頃、往診に伺っている方とのちょっとした雑談で、

「今の若い人はメンタルが弱い」という話がブームになっています。



しかも1人ではなく複数の方



そもそも、終戦記念日前後という訳でもなく

何がきっかけで同時多発的に複数の方とそういう話の流れになったのか正確には覚えていないんですが…(^_^;)


「今の若い人はメンタルが弱くて、辛抱強さに欠けて、努力が足りない！」

「戦争の時なんか、東京なんか全て焼けちゃって、某大学から原宿の駅が見えるし、並みの貧乏じゃなかったですよ～」

などなど…

ごもっともですね(^o^;)


自分もまだ若い人に入ると思っていますが、私も同じように感じます。

だからといって

自分もまたストイックな人生は好きですが、

メンタル、そもそも人間として弱い気もしますf(^_^;)


いったい、いつからそういう風に言われるようになったんでしょうね？


例えとしてイマイチな感はありますが

人体を支える骨は

垂直方向(下)への力、負荷ストレスによって骨の強度は高くなります。

つまり、立ったり歩いたりする動作によって重力によって体重が足への垂直ストレスとなり

足の骨の強度が高くなる訳ですね。

ですから、自分で立ったり歩く事が大変になってしまった方や、宇宙飛行士で重力の内環境の場合、かかる力が少なく骨がもろくなって折れやすくなってしまいます。


出来れば何のストレスも無いほうが楽ですよね。

人の心というのもある程度の負荷、辛抱や努力などを特に感受性の高い子どもの頃に受けることが大切なのかなと思います。


ですが、社会構造が大きく変わった現代は

豊かになっても、人間関係の複雑化や環境変化などによって、昔よりも生活し辛くなったという声も治療しているとちょくちょく聞きます。

頑張りを昔以上に必要としない現代で、

心の強さ自体が弱くなってしまったこともあるのかもしれませんが、

昔とは違った、様々なストレスを日常的に受けることで耐えられなくなってしまっているのかなー

と、感じる今日この頃です。。。